昨夜は、ワイン(赤玉系回想からw)から思いがけなく、フランス的モードに。フランス映画のことやらいろいろと、フランス志向、フランス嗜好、フランス思考であったオリーブな高校生時代のことをちょっと思い出したり。そのモードはフレンチ・ポップではなく、かといってシャンソンでもない感じで(正式にはシャンソンは歌全般だったりしますけど、ここでは日本的な解釈でジャンルとしての)。ジェーン・バーキン(Jane Birkin)などをちょっと聴いてみたりしました。イギリス出身でありながらとてもフランスなジェーン・バーキン、ファッションといい、何かとフランス方面の憧れの方といえば、やっぱり彼女なのでした(大人になったらぜったいにいつか、と思っていた、エルメスのバーキンはいまだ持っておりませんが…)。

女優であり、歌手としても数々の曲を歌ってますが、日本でもCMやドラマなどでも使われたりしてますね。
CMではやはり、日本信販(現・三菱UFJニコス、NICOS)に使われていた『QUOI』でしょうか。

Jane Birkin:Quoi(1985年(かな))



この曲とCM、やはり思い出に残っている方は多く、けっこうネットでも「あの曲はなんですか?」というものやCMについて語られているものがありました。
あの、ピエロとこどものシリーズです。
まさに、自分でもジェーン・バーキンを聴いているころだったでのですよね。CMは、1986年だったのですね。たしかに、わたし的には、かなりオリーブな時代なころ。

『QUOI』が使われていたヴァージョンの映像はみつからなかったのですが(前はあったみたいですけれどね)。当時、このCMでの使われたことで、特別ジャケットのシングルまで発売されていたのですね。
そんなお話がジャケット写真入りでこちらのブログに。
志信会-大西会長blog:「今日、ぼく、5歳になっちゃったんだよ...」
なるほど深いですね。このCM自体、たしかに印象的でしたね。この作品、数々のCMを手がけ、その後は映画監督となった市川準さんのものだったのですね。
CM金融部門グランプリを獲得したそうです。

ピエロのシリーズ、各ヴァージョン、曲がすてきでした。CMを通じてすばらしい音楽とであうことができたもののひとつです。
他のヴァージョンはありましたので、こちらに。

ウィンドー編:
「君のお父さんとお母さんとお姉さんでしょ。どうぞ、よろしく」



曲は、ピアノと高音のボイスがせつない、ミッシェル・ポルナレフのこちらでした。

Michel Polnareff:Love Me Please Love me (bonne qualité)(1966年)
邦題:愛の願い



空港編:
「ここから、どこにでも行けるんだよね。きみは、どこへ行くの?」



ボビー・ソロのこの曲。ボビー・ソロってエルビスの信奉者だったのですね。わかる気がします。

Bobby Solo:Se piangi se ridi(1965年)
邦題:君に涙とほほえみを



このピエロには、名前があったのですね。「PIRO(ピロ)」、人形作家はむらいこうじさん。
むらいこうじさんサイト:
道化作家むらいこうじの作品集:Piro(ピロ)と犬のピンキー


[Se Piangi, Se Ridiで発見]
知りませんでした!『君に涙とほほえみを(Se Piangi, Se Ridi)』は布施明さんのデビュー曲だったのですね!オリジナルの動画さがしてて発見でした。
訳詞は安井かずみさん。
作詩:Mogol、作曲:Satti-Marchetti 訳詞:安井かずみ 編曲:服部克久



(投稿:日本 2011年1月11日、ハワイ 2011年1月10日)


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