商品開発のサイクルが早い日本、あれ好きだったのになぁとなくなってしまった商品を懐かしむことも多いのですが、その反面、こどもの頃からある商品が、まだまだ健在だったりするのですよね。
昭和な情報サイト、まだある。昭和ナビで、「今日のあなたをロングセラー商品にたとえると?」というちょっとおもしろい占いがあったので、試してみました。
(毎日昭和占い 今日のあなたは?(まだある。昭和ナビ)
でできます)
昨日の結果は
「MugichaGozenさんの昭和アイテムは【赤玉スイートワイン】です。大人っぽくいないね、と言われるかも。そんなことないもん! とムキになると余計子どもっぽくなってしまいます。冷静に対応しましょう #showanavi」というもの。
以前に赤玉ワインに関してはとりあげたのですが
寿屋(現・サントリー)CM 赤玉ポートワイン そのほか
いまも健在な赤玉ワインのラインで、そういえば、赤玉パンチってあったなぁと。デキャンタの形をした瓶に入った、いままでのワインの概念とすこしちがったものでした。
ちょうどこの頃、小学生のわたしは、まだオーブンを使わないまでも、お菓子づくり(というか実験のようにいろいろ作ってました)に凝っていたので、お菓子の本や母の主婦雑誌の付録のお菓子作りの本などみながら、赤玉パンチで桃やりんごを煮てフルーツコンポートを作ったりした思い出があります(ソーダ入ってたんですけどね)。
「赤玉パンチ」商品として販売されていた時期はあまり長くはないですが、かなり記憶に残っている商品です。
CMとしてはインパクトがあるものを送りだしてましたね。この赤玉パンチ、イメージは、やはり鳳蘭さん。
男にはのませるな♪
飲めばますますつけあがる
男には肘鉄が、あぁ、ちょうどいいパンチだろう
男には飲ませるな、赤玉パンチ♪
「お茶がわりにどう?」
ありました!1977年(昭和52年)発売時のCM。作詞、伊藤アキラさんのこの歌、イメージにぴったりです。あの頃、鳳蘭さん、ものすごい人気でしたね。「ベルばら」くる宝塚ブームのような感じもありましたし。
鳳蘭:赤玉パンチ
3つめにはいってますね
「クイズ笑って許して!」、鈴木清順さんの回答がなかなか。この映像、CMでというより鳳蘭さん出演でというものですが、たった3本の映像なのにいろいろと回想ひろがってしまいました。
森永ハイカカオ(1977年、昭和52年発売)!ちょっと忘れておりました。昨今のハイカカオというコンセプトを考えるとかなり先をいっていたのですね。そうですね、妖精のイラストのパッケージでした(イラストはシシリー・メアリー・バーカー(Cicely Mary Barker)さんによるものでしでしょうか。森永ハイクラウンにはシシリー・メアリー・バーカーの妖精カードが入ってましたね)
発売日、参考にさせていただきました→ 失われた時を求めて:定番のお菓子・失われたお菓子(増補)
そうでした、チュッパチャプスが日本に上陸したころです。
妖精カードの思い出。わたしも本もってました→幸せをくれるテディベア:懐かしのチョコレートのカード
ちょっと戻って、赤玉パンチ。
そういえば、安全地帯の大ヒット曲『ワインレッドの心』も赤玉パンチだったのですよね。
出演:クリスチャン・バディム
曲:ワインレッドの心
作詞:井上陽水/作曲:玉置浩二/編曲:安全地帯・星勝
クリスチャン・バディム、ロジェ・バディム監督とカトリーヌ・ドヌーヴの息子さんで俳優でもありますが、そういえば、パスカル・オジェ主演でクリスチャン・バディムも出演していた「満月の夜」(エリック・ロメール監督)もう一度観たいです。この映画、公開からすぐ、日本で上映されたころは、もうパスカル・オジェは遠いところでした。
そういえば、明日、1月11日は昨年亡くなったエリック・ロメール監督のご命日でした。すてきな作品に感謝です。この他にも「海辺のポーリーヌ」や「緑の光線」とか、高校生の頃、みましたよ。
なんだか、赤玉パンチからかなり漂流してしまいました。
(投稿:日本 2011年1月10日、ハワイ 2011年1月9日)
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