このところ都倉俊一さん、1973年リリースのソロアルバム、『This is My Song 都倉俊一の世界』を聴いています。このアルバム、数ヶ月前からずっと気になっていたもので、10月初めにやっと入手(入手困難という訳ではなくお小遣い的にw)。いいですね~、このアルバム。

ご本人が作詞を手がけている2曲以外は、すべて英語曲というこのアルバム、きっかけは、都倉俊一さんの楽曲や日本の英語曲ということもあるのですが、ジェリー伊藤さんの作詞家としてのワークに興味をもったことでした。(自己もの参照:ジェリー伊藤 作詞家/ モデル/ 俳優/ 父・伊藤道郎 ほか
このアルバムでも、ジェリー伊藤さん、作詞の作品はすばらしいですね。

THANKS:
作詞:ジェリー伊藤、作曲・編曲:都倉俊一
ピアノをメインにはじまるイントロ(かすかに聴こえる歌唱は、アレンジです。音が変な訳ではありません)。
ジェリー伊藤氏の歌詞には、明るく広がる世界を感じさせるものが多いですね。ひじょうにクリスチャン的で信仰も厚い方だったのかなぁと思ったりします。



AND LOVE WILL GROW:
作詞:ジェリー伊藤、作曲・編曲:都倉俊一
シングル『この部屋』のB面でもる、こちらもジェリー伊藤さん作詞によるすばらしいナンバー。アレンジも大好きです。



A面のはこちら
この部屋:
作詞・作曲・編曲:都倉俊一
『REMINDS ME OF YOU』という英語でのタイトルもついています。アルバム発売の2ヶ月前に先行リリースしたシングルだったそうです。



都倉俊一さんの作詞ものもいいですね。
このソロアルバムでは、ご自身が作詞、作曲、編曲、指揮の他プロデュース(新田和長さん共同)、ヴォーカル、コーラス、キーボードなどひとりで何役もこなされているのですが、また、バッキングメンバーがすばらしいのです!これは、入手後に知ったのですが、加藤和彦さんや深町純さんが参加。つのだひろさんや水谷公生さん、シンガーズ・スリーも。

参加ミュージシャン:
ベース:武部秀明さん、江藤勲さん、ドラムス:田中清司さん、つのだひろさん、エレキギター:水谷公生さん、アコースティックギター:加藤和彦さん、石川鷹彦さん、キーボード:栗林稔さん、大原繁仁さん、深町純さん、コーラス:シンガーズ・スリー

都倉さんのアレンジがさえるのも、このすばらしきメンバーということもありですね。

そんな中、気になってる方がいます。数曲の作詞を手がけているビル・エドワーズ(BILL EDWARDS)さん。 ちょっと調べてみたのですが、ネット上では情報がないのですよね。あったとしても別人か、このアルバムでの詞提供者として名前があるだけで。

KAMI- SAMA NATURE:
作詞:ビル・エドワーズ(BILL EDWARDS)、作曲・編曲:都倉俊一
この曲など、タイトルからして、いい感じです。
"I guess I don't really understand Scientific technological progress man But I Been hearin' the blues from the front row pews Japan's Salary man…"
サラリーマンですし。



完全に英語で、センスもよし、なのですが詞の運びや言葉選びに日本人的な雰囲気も感じられるので…。CDでのライナーノーツは濱田高志さんが手がけ、監修として、この紙ジャケ、限定ヴァージョンにもたずさわっているのですが、いつもその辺りの情報細かかったりするのに、特に記述がないのですよね。
ビル・エドワーズさん、ひじょうに気になってます。
どなたかビル・エドワーズさんについての情報をお持ちでしたら、お願いします。

収録曲:
1. This is my song
2. Kami-sama nature
3. Lady hilo
4. Thanks
5. And love will grow
6. 幸福と涙の跡
7. Love(The wonder of you)
8. Much more than me
9. この部屋
10. The road of man
11. Lovely lady lou
12. Soldier toy
13. I’m just a man
詞:ビル・エドワーズ(1、2、3、8、11、13)、ジェリー伊藤(4、5、7、10、12)、都倉俊一(6、9)

ちなみに、このアルバム、CD版ながらミニポスターついてます。
見開きジャケット中の写真もいい感じ。録音は東芝スタジオ、スタジオA



(投稿:日本 2010年11月1日、ハワイ 10月31日)


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