深町純さんの訃報、あまりにも突然で、いまだになんだか信じられず、でも、受け入れないとといういう心境です。きょう、11月24日には、佐藤正治さん(ヒカシュー)、KONTAさん(BARBEE BOYS)と結成した新たなプロジェクトである「僕らのしぜんの冒険」のアルバム『garden』も発売され、これからの活動もという感じだったのでとても残念です。
ヒカシュー×深町純×KONTAバンド「僕らのしぜんの冒険」(11月19日ナタリー)
キーボーディストの深町純が急逝(11月24日ナタリー)
(遅ればせながら発売日である本日アルバム購入をトライしたところAmazonでは入荷待ちでした)

最近は、Ustreamでも定期ライブの配信などもされていて、10月30日のものは逃してしまっていましたが、その前の回のライブは途中から視聴し、お姿を拝見したばかりだったのですが。こちらも後手後手ですが、10月30日のライブも録画で残ってました。すてきな演奏。





このブログにも深町純さんラベルがあり、つい先日もレコード業界事情なども含めとりあげたばかり、「参加作品」という感じのものも含めると10件近くとり上げていて、しかも20年以上その存在を意識しているのに、一度もきちんとライブに行かなかったこととか、いつもこういう度に後悔してしまいます(普段の行動にかなりの規制があるので仕方はないのですけれど)。
いままで書いた深町純さんもの

深町純さんの活動にかんしてはいつも参考にさせていただいているサイトがあります。
70's crossover music
こちらのサイトはソロ・アルバムなどの活動はもちろん、アレンジや参加作品などの情報もあり、いろいろと聴いてみたい作品は数知れずという感じで。
近日中に、という感じで課題にしていたのは以下のような作品でした(先のサイトにないものもありますが)

ステージ101系:ワカとヒロ
WAKA & HIRO DISCOGRAPHY:1973.3.20 想い出の青い空/ワカ&ヒロ
WAKA & HIRO DISCOGRAPHY:1973.10.5 聞き違い/ワカ&ヒロ

ムーンダンサー:
アルバム、深町純さんアレンジなんですよね。



野口五郎:L.A.EXPRESS~ロサンゼルス通信 
深町純さんプロデュース&アレンジのロサンゼルス録音作品(佐藤寛さん共同プロデュース)
グラビアの中から



マギーおばさん



そして、何といってもこちらでした。現在形でもあるので、「です」。

マキシマム:マキシマム・ホット

ミッキー・カーチスさんプロデュースの姉妹デュオ。深町純さんはアレンジを手がけ、オリジナルでもアレンジを手がけた井上陽水さんの『氷の世界』や左とん平さんの『ヘイ・ユウ・ブルース』がカヴァーされているほか、収録曲がすばらしすぎるというものです。参加ミュージシャンは、大村憲司さん(g)、小原礼さん(b)、村岡建さん(sax)、村上"ポンタ"秀一さん(dr)、浜口茂外也さん(per)という深町純&21st・センチュリー・バンドそのままの方々。
入手困難と思い、いままで探し不足でした。iTunesから入手できるのですね。iTunesカードの残が不足ですので明日追加して、と思っています。
マキシマム・ホット - Maximum
収録曲:
 1:氷の世界(井上陽水 1973年「氷の世界」より)
 2:あしたてんきになれ(はっぴいえんど 1971年「風街ろまん」より)
 3:深夜映画(ガロ 1975年「吟遊詩人」より)
 4:港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド 1975年 より)
 5:出来心  3:23
 6:ハイビスカス・レディー(外道 1975年 より)
 7:人間の醜さがひき起した奇怪な美しさの哀にひそんだ不快な感情を題にした時(成田賢 1972年「汚れた街にいても」より)
 8:ファンキー・モンキー・ベイビー(キャロル)
 9:マキシマムのヘイ・ユウ・ブルース(左とん平 1973年「ヘイ・ユウ・ブルース」より)
 10:バイ・バイ・ベイビー(久保田麻琴・夕焼け楽団 1975年・作曲:細野晴臣)

ばらばらとして、自分の追跡メモのようになってしまいましたのが、なんだかという感じ。
出会いの、思い出の1曲で最後にしたいと思います。

深町純さんのサウンド、すばらしき世界に出会えたこと、感謝します。
心からご冥福をお祈りいたします。

IT'S YOU:
出会いはこちらのオムニバスでした。
HORIZON DREAM~キティ・レコード・オムニバス カリオカ/ 深町純 サイド



(投稿:日本 2010年11月24日、ハワイ 11月23日)


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