本日、アントニオ古賀さんの別の曲がきっかけとなり知ることとなった『その名はフジヤマ』、オリジナルは、トリオ・ロス・パンチョス(Trio Los Panchos)の『Se llama Fujiyama』。アントニオ古賀さん、ギター、そしてラテンということでこどものころからテレビでもおなじみだったのですが、あまり楽曲を知らず、『その名もフジヤマ』も初めて聴いたのでした。
その名はフジヤマ:アントニオ・コガ、ギター:鶴岡雅義
君慕い うたうよフジヤマ
おまえは愛 おまえは心
そのすがた すべてをうばうよ
それはフジヤマ わがあこがれ
セ・ジャマ・フジヤマ
月も星も 君のため
セ・ジャマ・フジヤマ
昼も夜も 君のため
セ・ジャマ・フジヤマ
月も星も 君にささげん
セ・ジャマ・フジヤマ
昼も夜も 君にささげん
君にささげん 君にささげん
アントニオ古賀さんが歌う『その名はフジヤマ』、作曲C.ナバーロさん、そして歌詞は、みナみかズみさん、安井かずみさんなのですね。オリジナルのスペイン語が途中で入るので、その対比がよくわかるのですが、内容はほぼ日本語詞オリジナルとなっています。
この曲は、1961年にトリオ・ロス・パンチョスが日本公演のため来日した際にゲスト出演をしたアントニオ古賀さんに贈られ大ヒットとなったそうです。このヒットにはメロディーはもちろんのこと、フジヤマへの思いと恋の想いをかけたような日本オリジナルの歌詞にもあったのでしょうね。
ロス・パンチョスのオリジナルもスペイン語と日本語で。こちらの日本語部分はほぼ原語と同じ意味の訳、望郷の思いをつづったような内容(スペイン語はくわしくないのですが、なんとなくは)。日本公演のためのオリジナル曲ということなので、来日に際し、日本への友情の思いをといったことなのでしょう。こちらも、もちろんすてきです。
Se llama Fujiyama - Trio Los Panchos
Una vez más mi corazón vuelve el Japón
Buscand la passión de un amor oriental
Vuelve el buscar tierna amistad dulce illusión
A ver al Fujiyama
El simbolo de amor
Se llama Fujiyama
La montaña Nippon
Que todo el pueblo ama(do)
Se llama Fujiyama
El simbolo de amor
Hecho montaña
いま帰る心のふるさと
夢にまでもあこがれた日本
昔からかわらぬ姿よ
それはフジヤマ
清いたましい
Se llama Fujiyama
La montaña Nippon
うるわしく
Se llama Fujiyama
気高くあれいつまでも
来日公演のために曲をつくるとはすごいおとだなぁと思うのですが、当時、海外の歌手たちは日本語ヴァージョンもつくり歌っていた時代ですからね。
そのあたりはこちらのブログに楽曲の動画とともに紹介されてますね。
アラッポ・カーロの備忘録
洋楽アーティストによる日本語歌唱集
洋楽アーティストによる日本語歌唱集 その2
(投稿:日本 2010年5月3日、ハワイ 5月2日)
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