はやいもので、9月も残すところあと一日でおわり。

ついこの間まで、暑かったのに、陽気もだいぶおだやかに。
日が暮れるのもだんだんと早くなってきました。

もうすこし、9月を有意義にすごしたかったのですけれど、あっという間にすぎてしまい。今年も、あと3ヶ月。
今年中にすこし、すっきりさせたいこともいくつか、いかせるものをきちんと、など、でも、そのためには、いまちょっと面倒ですけれどという感じで、ここ数日で、すこし予定より遅く、ほんとは秋になる前に、と思っていたことを、あわてて遂行している次第。9月はほとんどすぎてしまったけれど。

"days grow short…"
日も短くなり、のんびりしている場合ではないなぁ、という自戒もあり。
のこりの月を有意義にすごせるよう
(相手あってのものは、思うように進んでないこともあったりするのですが…ほんじつのアクションアイテムはそれなりに予定どおり)

『September Song』を。
聴きなれているわりには、だれの作なのか、とか、あまり、背景など知らずで。

『September Song』は、クルト・ワイル(Kurt Weill)によって作曲、マックスウェル・アンダーソン(Maxwell Anderson)作詞で、1938年にブロードウェイ・ミュージカル、『ニッカボッカー・ホリデー(Knickerbocker Holiday)』で使われたという曲なのですね。1950年には、映画『旅愁(September Affair)』の主題歌として、印象的な数シーンにも使われ、多くのシンガーやミュージシャンがカヴァー。

映画『旅愁』は観たことがないのですけれど
レストランでの食事で、レコードをながめ、お気に入りの曲ということで、聴き、この詞にはちょっと若いけど、というシーン。2:10あたり



この映画で使われていたのは、ヴィクター・ヤング(Victor Young)のヴァージョン。



きょうは、いろいろなカヴァーをまた集めてみました。
数が多いので(特に男性ボーカル)、ちょっとわけて再生リストを作ってみました。ボーカル作品は、だいたいおおまかにクロノロジカルになってます。

この曲、同じシンガーによって何度もレコーディングされているのも特別ですね。こちらには、ひとりのシンガーは1曲にしていますけれど、ビング・クロスビー(Bing Crosby)は、1943年、1977年と2回、そして、フランク・シナトラは、 1946年にシングル、1962年と1965年に。近年では、ルー・リード(Lou Reed)が1985年と1997年に(1985年あたり、オールド・ソングのカヴァー、ほかにも多かったころ)。

時代も、1950年代、1960年に集中していながら、2000年には、ロバート・ワイアットもカヴァーしていますし、いつまでも歌いつがれる人生を歌った名曲スタンダードですね。そのシンガーらしさを感じられるアレンジの幅が広いのも特徴でしょうか、ジェイムス・ブラウンのヴァージョン、いいですね。

男性およびグループ(女性もあり)ボーカル:



女性ボーカル:



インストゥルメンタル:




[人生の秋への準備など]
2011年は、大きな変化があった年。その影響は、自分の生活にもしっかりでているのですけれど、ある意味、これまでのことなど、みつめなおしたり、すこし軌道修正をはかったり、というきっかけになりました。

いままでそのままにしてしまったことをすこしづつ整理をしようと思っていた、年頭のぼんやりした決意も、必然ともなり。まだまだ世の中の状況も、で、いまできることをし、がんばっていかなくてはいけないときなのでしょうけれど。
自分としては、まだすこし気が早いですけれど楽しい隠居ということなど考えていて。

「隠居」というのが、どういう現代の社会で一般的にどのようにとらえられるのかはわからないのですけれど、自分としては、それが、けっこう楽しみで。やりたいことにじっくりと取り組める時間がもてる、これまでよりは、すこしゆったりと充実した、秋の実りのような生活とか、考え。なので、いまちょっと面倒でもやらなくてはいけないことは、いまのうちに。
準備してもすべてが予定どおりにはいかないものですが…
これからさきのことを考えるのはけっこう楽しみ:) 
できれば早めに隠居的にしたいという…仕事はできるかぎりしなくてはならないでしょうけれど、楽しみながら

[ちょっと気になり]
今回調べて知りましたけれど、名作映画もの洋画も邦画もDVDけっこう手ごろなのですね。たしかに書店などでも。


(投稿:日本 2011年9月29日、ハワイ 9月28日)

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