自分の中でじょじょになペースですすめているベイ・シティ・ローラーズ「まじめに」再訪より、いまさら気づいたことメモ的なこと。

再訪その1は、英国のヒットメーカー、ビル・マーティンとフィル・コウルターについて調べてみたのですが。
ベイ・シティ・ローラーズ (再訪:その1 ビル・マーティンとフィル・コウルター)

先日、NHK FMの「今日は一日“浜松アーカイブス”三昧 ‐ 軽音楽編 -」で、ゲスト出演されていた鈴木祥子さん、タイムリーにも、思いがけずベイ・シティ・ローラーズ談義にうれしく。
オールディーズのカヴァー曲への導きなど(こちらもいつかまとめます。曲数、多く)、「そうそう」という反応しきりであったのですが、その中で、コメントされていたアルバムが『青春に捧げるメロディー(Dedication)』。

このアルバム、わたしも大好きなアルバムなのですけれど、そこからのあらたな「いまさら」。
オールディーズを中心としたカヴァーのことなどは、BCRから入ったということもあり、いろいろな気づきがあったりするのですが、本日は、これもカヴァーだったのかぁ、という。

『青春に捧げるメロディー(Dedication)』は、とてもよい曲が多いアルバムですが、そんな中で、ボーカル、レスリー・マッコーエンの声質にぴったりとあったベストな曲はこれ、と思う曲が、『Let's Pretend』。

Bay City Rollers:Let's Pretend



この『Let's Pretend』、ラズベリーズ(The Raspberries)というバンドの1973年の作品のカヴァーだったのですね。

The Raspberries:Let's Pretend



この曲を聴いて、「あれ…この声……」と。

ライナーノーツなどみずの気づきだったので、だったのですけれど、ラズベリーズとは、1970年代初期にエリック・カルメン(Eric Carmen)がいたバンドだったのですね。

たしかに、曲の展開、特徴、すごくエリック・カルメン的です。

1972年から1974年にかけて4枚のアルバムと10枚のシングルをリリース。
わたしは、ラズベリーズ、まったく知らなかったのですけれど、日本でも根強いファンの方はいらしたようで。

エリック・カルメンというとピアノ、ですけれど、ラズベリーズ時代はギターも。

BCR、このアルバムの時期には、エリック・カルメンはソロで活動。同じ、ARISTAだったりしたことは関係あるのかどうかとしても、若手バンドといえるのではないかと思う、The Rasberries時代のこの曲がカヴァーされていることは、とても興味深いなぁ、などと思ったりしたのです。このシングル、USチャートで35位と、まずまずながら、大ヒットというわけではないということも。

もっとも、ラズベリーズ、特に曲づくりに影響をうけたというアーティストは、すくなくなく、KISSのポール・スタンレー、トム・ペティ、Guns n' Rosesのアクセル・ローズなどがあげられるようです。

で、こんないろいろも、当時、エリック・カルメンも聴いていたのにまったく知らずであったという、まずはのメモ。
ひさしぶりに、ソロのアルバムでも聴いてみようかと思ってます。

(投稿:日本 2011年10月1日、ハワイ 9月30日)

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