YouTubeなどで楽しんでいて大好きになった曲、CDなどがみつからないというときに、いつもサーチでたどりつくのが「ソフトロック・ドライヴィン」CDシリーズ。ということで、まずは手始めに『ソフトロック・ドライヴィン ~恋の246』聴いてみました。こちらのシリーズ、ソフトロックやボッサなナンバーがレコード会社別に編集されたオムニバス・アルバムです。
このアルバム、予想以上にいいですね!!きっかけは、一部入手困難な楽曲が多いということでだったのですが、こういったコンピレーションもの、アーティストのアルバム1枚通しで聴くのとは、またちがった良さがあり。
『ソフトロック・ドライヴィン ~恋の246』、あまりにもすばらしい曲、すてきなアーティストが多く、曲数もけっこうあるのでアーティストに関する自己メモ含め、少しづつとり上げてみたいなと思っています。
きょうは、まずはアルバム・タイトルにもなっている『恋の246』を歌っているルートNo.1。
ルートNo.1:恋の246:作詞:山口あかり 作曲/ 編曲:小谷充
『恋の246』はタイトルからもおわかりのとおり「246、国道246号線」を歌ったもの。
ルートNo.1は、レオ・ビーツ(木の実ナナや奥村チヨさんのバックもつとめGSバンドとしてシングルもリリース)に女性3人が加わった、コーラスとボッサ、ソフトロック系のサウンドを中心としたグループ。メンバーは、里見洋(パーカッション)、古賀修(リードギター)、西信行(オルガン、のちタローとアルファベッツ)、中野健二(ベース)、中村伸次(ドラムス)、東信行(ボーカル)、マーガレット・スー、中村知子、吉沼満子(すべてボーカル)。マーガレット・スーさんは、モデルとしても活躍していとか。
フィフス・ディメンション(The Fifth Dimension)を思わせるようなコーラス、ボッサやラテンもということで、セルジオ・メンデス的でもあります。
このアルバムには5曲収録されているのですが、中でもすばらしいのが『大学ノート・サンバ』!
『ワン・ノート・サンバ』などにある「音」という意の「ノート」と文具のノートをかけて「大学ノート」。いろんな大学の名前が織り込まれているのです。おもしろ系ながら、サウンドがおしゃれというところが、とってもユニークな山上路夫さん作詞、すぎやまこういちさん作・編曲の1曲。
大学ノート・サンバ:作詞:山上路夫 作曲/ 編曲:すぎやまこういち
ちなみにこの曲は、シングルB面だったそうで、A面は『大学唄い込み』という民謡パロディーとか。『大漁唄い込み』とかけているところが、またなんともユニークです。出だしの「ホイサッサ」はそんな流れもあるのでしょうね。
その他には『恋の手ほどき』、『君が我が胸に』、『愛の世界へ旅立つ二人』など。どちらも、すてきな曲でした。ルートNo.1、その後は、里見洋と一番星となり、演歌調ロックを展開、そしてブルー・ジャッカスとして活動されていたようですね(グループ変遷、その後などの情報は、元祖めんたいビートはラテンロック:レオ・ビーツを参考にさせていただきました)。
『ソフトロック・ドライヴィン ~恋の246』つづく…
(投稿:日本 2010年7月11日、ハワイ 7月10日)
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