今朝は、目が覚めて、昨日のロジャース&ハマースタイン(Rodgers and Hammerstein)からのつづき、というか、むしろそこへの導きだった、というようなことについて考えてました。
このおふたり、リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン二世の作品で、曲として好きなもののひとつが、『HAPPY TALK』。
あらためて、作曲家、作詞家としてロジャース&ハマースタイン、をふり返るまえから、『HAPPY TALK』のすてきヴァージョンを聴くたびに、あぁ、あのとき、この曲と出会っていなかったら、と思うのが、キャプテン・センシブル(Captain Sensible)、1982年の『HAPPY TALK』だと、いつも、その導きにつくづくと感謝を。
Captain Sensible - Happy Talk (singalong version)
いわゆるポストパンク的な時代、世代、層であったりする自分の十代の音楽シャワーの中でも、とても思い出に残っている大好きな作品。
ほんと、この曲、くり返し、くり返し聴いていたのでした。
(パンク的なものは聴いてたのですが、ダムドは、そんなに聴いてなかったのですけれどね。。)
これ、1982年の12月25日のテレビ放送の映像。この曲、ほんと、大ヒットとなったのですよね(約30年前ですね…)。UKチャートで1位にもなってます。
このあたりのシンセ音が、レトロ、オールドタイミーな曲に使われるのは、全体的な流れでしたね。この相性のよさは、かなり定着してました。
その前からも、『Bali Hai(バリハイ)』など曲としてはなじんでいましたが、これが、ミュージカルのものなのだと、オリジナルを意識するようになったり、このあたりの世界の音楽、さまざまなオリジナルに興味をもつようにきっかけのはじまりでもあったように思います。
オリジナルは、昨日もすこしふれましたが、「南太平洋」(1958年:映画、1949年:ミュージカル)からの『HAPPY TALK』。
そして、『HAPPY TALK』が収録されている『Women and Captains First』は、かなり聴きこんだアルバムなのでした。
ロジャース&ハマースタインではないですけれど、このナンバーも、1920年代からの古きよき。
Captain Sensible:Nobody's Sweetheart:
作曲、ガス・カーン(Gus Kahn)とエルマー・ショーベル(Elmer Schoebel)、作詞、ビリー・マイヤーズ(Billy Meyers )とアーニー・アードマン(Ernie Erdman)で1924年の作品。
曲は、キャプテン・センシブルで、映像は、1950年代のベティ・ペイジ(Betty Page)ですね :)
昔作品は、このふたつ。このあたりは、ときおり、聴いてはきていたのですが、きょうは、かなりひさしぶりに他の曲も聴いてみました。
かなり聴きこんだものだけあって脳内再生できる感じでは、あるのですけれど、やっぱり、よいですね。
(先の2曲とはちがい、特にオールドタイムな感じではないですけれど)
WOT:
A NICE CUP OF TEA:
BRENDA PART 1・PART 2:
これ、画像はソロ2枚目のアルバム『Power Of Love』のもの。
この曲、当時は、サウンドしか聴いてなくて、ちゃんと歌詞とかわからなかったのですけど、韻のふみ方、かなりよいですね。
YANKS WITH GUNS:
MARTHA THE MOUTH:
ちょうど、中3ぐらいのときかなぁと、通学電車で聴いたりしてたからか、どの曲もなんとなく、移動しながらの電車の音ともにの記憶。通学は、それなりに長く。やはり、リアルタイムのものは、そのときのこととか、どんな気持ちでいたのかとか、よみがえったりもします。
いまだもって、というより、ますます好きになっていく、昔的良曲やすてきワールドへの誘い(いざない)は、この1982年あたりから1985年あたりにリアルタイムでうけたオールドタイムもの復刻であり、新解釈である一連の影響であることはまちがえなく、そんなアーティスト、ミュージシャン、仕掛け人の方々は、ずっと心の中に。
その後も追うかはさまざまですが、同じ時代をとおった方にはそんな感覚あるのではないかなぁと思います。小さな頃は好きだったのに、ある時期あった、ミュージカルのじゅばくのようなものがとけたのも、これだけ、思い切った作品と出会ったことで、すっかりとけたというのもあるような。
(タモリさんなど一連の「ミュージカルはちょとはずかしい」←このあたりのご意見に関しては、これでわたしなりの考察もあるのですけれど、長くなりそうなのでいつか)
アルバム『Women & Captains』、聴きこんだのに、当時、レンタルでかりて、ふきこみしたものだったので、現在手元にレコードもありません。受けた恩を考えるともっていてもよいのかなぁとも思いながら(『Women & Captains』と2枚目の『Power Of Love』は、A&Mだったのですね。当時、あまりそういうの気にしてなく)。
(投稿:日本 2011年12月12日、ハワイ 12月11日)
Captain Sensible Women and Captains First (Happy Talk など)
投稿者 むぎ茶 | 0:10 | 1920年代, 1940年代, 1950年代, 1980年代, ジャズ/ ワールド その他, 映画と音楽, 洋楽ポップス&ロック | 0 コメント »
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