昨日、弥生美術館にての中原淳一さん展にいき、ファッション、スタイルなどから、そのひと自身についてのこと、さらに、ということもあり。中原淳一さんの音楽サイドのワークにも興味をもつようになりました。
昨日のまとめはこちら:
中原淳一展、少女雑誌「ひまわり」の時代。だいじなレッスン

雑誌「ひまわり」では、読者がすこしでも美しい芸術に親しんでくれたら、そしてその中のたったひとりでもよいから、そのメッセージが届けば、ということで、絵画、文学、音楽、バレエ、オペラ、童話なども紹介することに熱心だった中原淳一さん。

音楽では、シャンソンを中心とした訳詞家としての活躍も。その多くの作品は、高英男さんに歌われてます。
プロデューサー的存在でもあり、女性的にというのではなく、美しい男性として、舞台での化粧を提案したのも、中原淳一さん。

高英男さんのデビュー曲となった、『枯葉/ロマンス』(昭和28年/ 1953年:キングレコード)

高英男:枯葉 Les Feuilles Mortes
作詞 Jacques Prévert、作曲 Joseph Kosma、訳詞 中原淳一



他にもさがしてみたのですけれど、動画ではあまりみつけることができませんでした。。

フランス語は、、なのですけれど、訳詞というのは興味対象である分野。ということで、同じ曲でもいくつかのバリエーション、特に岩谷時子さんも訳されている作品なども多く、中原淳一さんの訳詞作品に親しむと同時に、聴きくらべしたいなぁとも思っています。

中原淳一さん訳のものは、まとまったものだと高英男さんの『高英男 全曲集』がありますけれど、『それいゆ~愛しのシャンソン名曲集』も、高英男さん、中原美紗緒さん、岸洋子さん、美輪明宏さんの歌唱のコンピで、かなり中原淳一訳のものが多く、作品も、曲数的にもよさそうです。ジャケットも美しく。



ジャケットといえば、高英男さんのものも、シャンソンもの中心に、中原淳一さんが、多く手がけてらっしゃいます。

先日、スナック馬場にて拝見した、これも。
こちらは、訳はされてないのですけれど、踊るカップルのジャケットがとてもすてき☆
高英男のタンゴシャンソン(キングレコード) 

From TV AGE講座&Baba

訳詞関連にもどり、中原淳一さん訳のものをチェックするため、高英男さんのディスコグラフィー拝見してたのですけれど。
アルバム『パリの夜 高英男:フランス土産』は、「フランス土産」というだけあり、高英男さん自身のフランス解釈、訳詞はほとんどご自身がされてるのですね(もちろん中原淳一さんからのアドバイスはあったかと)。フランス語『ソーラン節』なども入ったユニークなアルバムですよね。
(こちらもスナック馬場にて拝見。自分がとったものでは寄りがなかったので写真お借りします)
「パリーの夜」

俳優としての異色作品『吸血鬼ゴケミドロ』もみたいなぁとは思っているのです。
『吸血鬼ゴケミドロ』予告編



(投稿:日本 2011年12月14日、ハワイ 12月13日)

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