きょうは、青い空が広がる晴れやかなよい天気でした。そんな天気のせいか、午後中、楽しげな懐かしの曲が頭の中をぐるぐると。でも、どうしても細かい歌詞や曲名が思い出せません。

夕方までずっと、という感じだったので、どうしても、気になって、ふとTwitterで
「さっきから頭の中で流れている(曲)、中途半端にしか思い出せなく、ひじょうにはがゆい。音楽の副教材、歌唱本に入ってる山系の感じ」と、何気なく。

すると、何人の方から、ヒントがあったらわかるかも、という反応。
ポイントでもあり、キーとなるであろう部分を返したところ、さっそくお目当ての歌が。
みなさん、いろいろご存知ですね。調べてくださったりで。ほんとに感謝です。

そこで、いただいたもの、どれもさがしていた曲に間違えないなく。でも、いろいろとヴァリエーションがあるのですね。原曲はこちら。ドイツ民謡の『Horch was kommt von draußen 'rein』。

Theo Adam:Horch was kommt von draussen rein



曲探しで、ポイントとなったのは、特徴的な山唄感ありの「ホラヒヤッホー」
(自分の記憶の中では、「ハレヒヤッホー」または「ハイレヒヤッホー」だったかなと思ってましたw)

動画でマチコ・ロワイヤルさんからいただいたのは、こちらでした。

ポータブル電蓄と拡声器 ♪口笛吹いて 学校放送



曲名は『口笛ふいて』。

口笛ふいて:
くちぶえふいて ホラヒ ホラホ
てをとりゆこう ホラヒヤッホー

あおぞらにむかい ホラヒ ホラホ
こえたかくうたおう ホラヒヤッホー

そして、同じものでも別の歌詞で『この山光る』というものがあるよと昭和の窓辺さんから。

この山光る:
このやま ひかる ホラヒ ホラヒ
あのやま わらう ホラヒヤッホー
どこまでもはれて ホラヒ ホラホ
いいひだね きょうは ホラヒヤッホー

「いい日だね きょうは ホラヒヤッホー」という歌詞もすてき、山登りにでかけたくなりますね。

でも、山ではあるのですが、わたしの頭にあった(完全ではなかったのですけれど)ものとは、やっぱり少しちがうのですね。
ラベンダー(happymusiclover)さんから歌詞でいただいたものが、どうも、そのものずばり!なようでした。

「タイトル出て来ませんが(^^;)(階名)♪ドレミファソラソ ファレシ ソミド (歌詞)♪こだまはかえる ホラヒ ヤッホー」、「歌い出しは「白雲流れ」だったかな。♪ラーラードーシラ ソーミーソーからコーラスでした。前半スタッカート、後半はレガート」

まちがえなし!「こだま」、「白雲」そんな感じの山のモチーフ。

ということで、調べてみたところ、串田孫一さん訳詞のヴァージョン『夏の山』、だということがわかりました!

夏の山:
青空の風、ホラヒーホラホー
白雲流れ、ホラヒーヤッホー
尾根道伝い、ホラヒーホラホー
心がはずむ、ホラヒーヤッホー

岩山に立ち、ホラヒーホラホー
喜びの声、ホラヒーヤッホー
緑の谷で、ホラヒーホラホー
こだまが呼んだ、ホラヒーヤッホー

midomi:chinjuhさん
夏の山:童謡・唱歌(ドイツ民謡)(←こちらで聴かせていただきました)

わたしが歌っていたのは、小学校の音楽お副教材、遠足に行くときもっていったりする歌集からだったのですが、1963年(昭和38年)8-9月期には「みんなのうた」でも放送されていたようですね。
「夏の山を登る映像は、後年発売されたDVDに残っています」と。
懐かしのみんなのうた3
NHK「みんなのうた」のリクエスト・ページにも当時の映像の画像がありました。
NHK みんなのうた - 夏の山 - 東京放送児童合唱団

どのヴァージョンに親しんでいるのか、というのもさぐってみるとおもしろそうです。世代もあるでしょうし、学校使っていた歌集、そのほかいろんなちがいもみえてきそう。

[串田孫一]
また、さらに気になったのが、訳詞の串田孫一さん。串田孫一さんは、詩人、哲学者、随筆家であり登山家でもあった方なのですね(Wikipedia:串田孫一
関心空間:串田孫一

この『夏の山』のほかにも、懐かしくなじみのある歌がありました。
『燃えろよ燃えろ』もフランス民謡を串田孫一さんの訳したものだったのですね。
別ヴァージョンの『一日の終わり (星影冴やかに)』とともにおなじみのキャンプにはかかせない曲。

星影さやかに~燃えろよ燃えろ 小鳩くるみ・田中星児 他(ステレオ)
こちらは同局別ヴァージョンつづけて



山こそ我が家』もドイツ民謡の串田孫一さん訳詞。

ダークダックス、皇室などから、山の歌はもちろん、山登り、スキーなど、山関連もちょっと気になっています。中学、高校のイメージとかも懐かしく。そういえば、おとなになってからも、実はヒマラヤを観に、ネパール行ったりはしたのですけれど。

[外国民謡ポップ]
原曲のドイツ民謡『Horch was kommt von draußen rein von』にもどりますが、ポップな気になるヴァージョンをみつけました:)
民謡ポップもおもしろいジャンルですね。このマヌエラさんは、当時の人気歌手のよう。ちょっと気にしてみようと思っています。

Manuela:Horch was kommt von draußen rein von(1963)




(投稿:日本 2011年3月28日、ハワイ 3月27日)


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