また、本日も週末のおでかけ関連。日曜日のレコード屋さんでの収穫ものを。普段なかなかゆっくりレコードを探すことができないのですが、せっかくのひとり歩き、御茶ノ水・神保町あたりということで、ちょっとぶらぶらとレコードをみてみました。
レコード探しは、ジャケットをみてるだけでも楽しいですよね
ミュージシャンもちろんなお気に入りジャケット:
ただし、現実的には、レコード探しと言っても、あまり高価なものは購入しないので、決定ラインは500円以内、しかも、数もしぼってという感じです。
そんな中、ちょっとすてきなレコードに出会ってしまいました。
カヴァーもの中心のインストゥルメンタル「魅惑のヒット・アルバム~ゴールデン・ヒットパレード」というもの。購入にいたった理由は、当時の日本の歌謡曲系にもたずさわっていた戦後ジャズの方々の演奏であり、収録曲のいい意味でのランダムさがかなり気になり。シリーズもののようで、数枚あったのですが、その中で第15集というものを買い求めてみました。
ジャケットは、こういったシリーズにありがちな美しい外国人女性もの。中の写真も充実です。
家に帰って、さっそく聴きながら、ゆっくりみてみたところ、それだけではなく、なんだかとってもユニークなシリーズだということが判明。
国際情報社というところが発売元なのですが、このシリーズ、ただのレコードではなく、レコード・ブックというか、レコード・マガジンというようなスタイルのものだったのです!
音楽関係以外の分野の方もエッセイやコメントをよせていて、読みものも多く、とても興味深い内容。美人グラビアとはまたちがった感じのポップな挿絵イラストもよしです。
この辺りの細かい内容やそこからの気づきに関しては、後日、また、触れていきたいと思います。
写真一部をこちらに。
サウンドに関しては、先にも書いたように、当時、センスと実力で人気があったジャズメンの方々、率いるバンド・グループ、そして、企画製作もとである東芝のオーケストラなどの演奏。曲は、当時の歌謡ヒット曲。
一番のお気に入りは、ジミー竹内とエキサイターズが演奏する「別れのサンバ」。
別れのサンバ:
長谷川きよしさんオリジナルのカヴァー。ドラムがすばらしい~、さすが、ジミー竹内さん!
そして、フルートがなんとも美しいのです。
偶然の産物:
こちらは、回転数誤ってでとってしまったもの。なんとなく、グルービーで今っぽいサウンドに仕上がってます。このヴァージョンもちょっと気に入ってしまってます。
↓
このシリーズ、ほかにもまだ数枚あったので、次回行ったときにもしあったら、ほかのも買っちゃうかもという予感。来週、また近辺に用事があるのですよね… :D
アルバム「魅惑のヒット・アルバム~ゴールデン・ヒットパレード 15」収録曲、演奏メンバーその他:
(英語では"Charming Hit Album"となっています。ここで"Charming"という言葉を使っているところも気になり)
監修:油井正一、中村八大、奥田宗宏
A面:
1.恋ひとすじ
和田弘と東芝レコーディング・オーケストラ
2.女のブルース
奥田宗宏とブルー・スカイ・オーケストラ
3.国際線待合室
東芝ゴールデン・サウンズ・オーケストラ
4.私が死んだら
横内章次とブルー・ドリーマー
5.恋人
岡ひろしとヴェルベット・サウンズ
6.別れのサンバ
ジミー竹内とエキサイターズ
B面:
7.白い蝶のサンバ
東芝ゴールデン・サウンズ・オーケストラ
8.恋狂い
和田弘と東芝レコーディング・オーケストラ
9.逢わずに愛して
岡ひろしとヴェルベット・サウンズ
10.白い色は恋人の色
ポップス・フィルハーモニック
11.愛の美学
横内章次とブルー・ドリーマー
12.ドリフのほんとにほんとにご苦労さん
奥田宗宏とブルー・スカイ・オーケストラ
(投稿:日本 2011年3月7日、ハワイ 2011年3月6日)
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