年末年始のハワイより早数ヶ月、そろそろハワイ切れながら、この夏は日本を留守にできなそうなので、週末を利用して、日本のハワイ、スパリゾートリゾートハワイアンズに行ってきました。ハワイアンズ、いまだ旧名常磐ハワイアンセンターの方がなじみがありで、こどもの頃から一度訪れてみたいと思いつつ、今回が初めて(おばあちゃんの町内会旅行に同行というチャンスが過去に一度だけあったのですが、熱がでてしまいいけなかったことはいまだ記憶の中にしっかりと)。

子連れで遊ぶには便利かと思い宿泊もハワイアンズ内を選択。電車で行こうか、車で行こうか思案しながら調べてみたところ、西船橋駅、東京駅、新宿駅、新宿駅・渋谷駅、さいたま新都心駅、横浜駅など首都圏からの宿泊者への無料送迎サービスというのがあるのですね。バスは少々時間がかかるものの運転せず、交通費も助かりということで利用することに。
スパリゾートハワイアンズ、オフィシャルサイト:来年あたりに新しいホテルも増設されるようです。

旅の行程などはTwilogにも、7月31日8月1日

室内プール、屋外温泉プール、そして温泉なども楽しみつつ、やはり常磐ハワイアンセンターといえば、フラショーということで映画『フラガール』のでもおなじみのハワイアンショーをみなくては、ということでゆっくり座って観賞できる有料シートを予約。
(ハワイアンズのダンサーの方々の教育機関:常磐音楽舞踊学院
構成はポリネシア文化センターなどと似ていますね。
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ハワイでは、大学でハワイを中心としポリネシアの言語学、民俗音楽などを履修、踊りはフラはかなり長く、そしてサモア、ニュージーランドのマオリ、タヒチアンなどもやっておりました(友人が教えていたりしたのもあり、いくつかのクラスは頭数必要なためともだち受講)。久々にステージやポリネシア系ダンス仲間との思いでも回想しつつ、この度、なるほどこういうのもありなのねと思ったのは、『常磐炭坑節』をフラにアレンジしたもの、動画をさがしてみたところ、さらにタヒチアンも加えてというようなものがありました(ハワイのフラとしては、他のポリネシアと並べられるのもちょっとという師も少なくはないので、こちらにはいろんな意見でそうですが…)。
フラガール 炭鉱タヒチ完全版!


こういった新しいことにトライし、再びハワイアンショーの充実を図っているのは、やはり『フラガール』の効果が大きいのでしょうね。
Jake Shimabukuro Plays "Hula Girl" Theme:
ジェイク・シマブクロ作曲、演奏による『フラガール』テーマ。映画シーンとともに。


常磐ハワイアンセンター、1980年代にはちょっとした客離れもあったようですが、その後も施設の増設やスパリゾートハワイアンズに名称変更など、つねに変化をとげてますね。あるタイミングごとによい転機を迎えてきているのも炭鉱業の衰退をのりこえた創業スピリットからきているのでしょうか。2006年には、映画『フラガール』(後述)公開の影響もあり観光客が増加、常磐ハワイアンセンターオープンからの入場者数が延べ5000万人を突破したそうです。
ポリネシア文化センターのコンセプトをもとに作られた常磐ハワイアンセンター、オープンまでのお話。映画にもありましたが、構想から実行、完成までの早さはほんとおどろきです。
常磐ハワイアンセンター創業の追憶:
産業遺産案内人養成講座、講師は常磐ハワイアンセンター初代営業部伊勢久芳氏


沿革(Wikipedia:スパリゾートハワイアンズより、写真は展示物を撮影したもの)
1950年代後半 - 炭鉱産業の斜陽化が表面化、新事業の構想が始まる
1964年 - 常磐湯本温泉観光株式会社を設立
1965年-常磐ハワイアンセンター構想が持ち上がる。「常磐音楽舞踊学院」設立 アトラクションの目玉となるステージの専属ダンサーの育成スタート
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1966年1月15日 - 常磐ハワイアンセンターオープン(常磐湯本温泉観光が運営)
1970年 - 年間来場者数が155万人を突破。常磐興産が常磐湯本温泉観光を合併、運営を承継。
1990年 - 「常磐ハワイアンセンター」から「スパリゾートハワイアンズ」へ変更
1997年 - 世界一の大露天風呂「江戸情話与市」をオープン。
2002年 - 常磐ハワイアンセンターオープンからの入場者数が延べ4500万人を突破
2006年 - 映画「フラガール」(後述)公開の影響もあり観光客が増加、常磐ハワイアンセンターオープンからの入場者数が延べ5000万人を突破
2007年 - 子供向けプール「ワイワイ・オハナ」、日本最大規模のハワイをテーマにした飲食・物販・商業ゾーン「アロハタウン」、炭鉱とフラの歴史をテーマとした「フラ・ミュージアム」らを次々とオープンさせ、過去最高となる年間来場者161万1千人を記録する。

こどもの頃、常磐ハワイアンセンターにどうしても行きたかったのは、テレビCMによる効果が大だったのかと。今朝もわが子はハワイアンズのCMに反応してましたが、いまも昔も、こちらのCM、こども向けアニメチャンネルなどで放送が多いような気がします。当時のCMなど、さがしてみましたがさすがにありませんね、あってもよさそうな気がするのですが。1990年代のものはいくつかみつけることができました。

「水着がまぶしい温泉公園、スパリゾートはワインアンズ」1992年のもの。
'81-01 旅・レジャーCM集 vol.6(06:15あたり)


行こう行こう湯の国へ~…湯の国、湯の国、湯の国、湯の国~ハワイアンズ♪」25周年とあるので1991年のものでしょうか。
福島ローカルCM集 4(03:20あたり)


[おみやげ]
昭和スタイルもふり返りつつの行楽旅行、これで何箇所めでしょう。
おみやげいろいろ欲しいものありましたが、今回は食べ物など消えもの中心で。こどもが収集しているスノードームはならではな感じのものはみつからず今回購入いたしませんでした(遊び多くの時間をとったためショッピングはあんまり時間もなかったのですよね)。ちょっと懐かしい感じのお菓子などを買ってみました。一部紹介。
昭和41年オープン当時より販売、パイナップル最中。復刻版包装。
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かなり迷いつつ購入断念、1970年代、初めてのハワイ旅行を思い出すようなハワイアンドール。
å¿�æ�¹ã��ã��ã��ã��人形ã��ã��ã�©ã��ã�®é �ã�®å��ã��ã�¯ã�¤ã��æ... on Twitpic

こんな感じのがあったら買っちゃってたかもしれません。
フラダンス人形・常磐ハワイアンセンター(昔もの)

[常磐炭坑節いろいろ]
常磐炭坑節も日本の民謡の代表的なもののひとつですね。いわゆる民謡的なものから、アレンジもさまざま。
江利チエミさんの「チエミの民謡ハイライツ第2集」からの『常磐炭鉱節』、いいですね:) 演奏は、見砂直照と東京キューバンボーイズでしょうか。



(投稿:日本 2010年8月2日、ハワイ 8月1日)


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