このところ、楽しく、きれいで、ドリーミーな科学物質、脳内組成を要するモードがつづいており、そんなときは、やはり、ラウンジやスペースポップなどの要素がかかせないのですが、そのほかに、やはり必要なのが、踊るようにきくシャンパン・ミュージック。
そんなわけで、先日から大好きな『Calcutta』聴いたりしています。そこで、いまさら気づいたのですが、『Calcutta カルカッタ』について、じつは、くわしく知らないなぁと。。。
なので、すこし調べてみたりいたしました。思ってた以上に、なるほど、ということがあって。やっぱり、見なおし、ふり返りってだいじなのですねぇ。
『Calcutta』、ヒットとなったのは、ローレンス・ウェルク(Lawrence Welk)のものですが、もともとは、『Tivoli Melody』というタイトルだったのですね。1958年に、作曲、Heino Gaze 、作詞、Hans Bradtkeで、この曲が誕生してから、いくつかのタイトルがあったそうです。
そして、大ヒットとなったのが、1961年、ローレンス・ウェルクのインストゥルメンタルのヴァージョン。ハープシコードとアコーディオン、ハンドクラップが軽やかさとロックするリズムのとても印象的なアレンジで(好きな要素ばかり☆)。
USポップ・チャート1位となったのは、2週間ということですが、イージーリスニングとポップスのカヴァーなど収録したアルバムは、3ヶ月もナンバー・ワンだったのですね。このとき、ローレンス・ウェルクは、57歳ということで、シングル売り上げで1位となった最年長だったとか(その後、記録はやぶられますが)。
このヒット、曲はもちろん、ローレンス・ウェルク・ショーの中でのボビー・バーチェス(Bobby Burgess)とバーバラ・ボイラン(Barbara Boylan)のこの曲に合わせたダンスも人気のきっかけとなったようですね。
(このすてきな映像は、わたしも、数え切れないくらい、くり返しみています :)
ということで、まずは、ローレンス・ウェルクのものを。
Lawrence:Welk Calcutta
ボビーとバーバラのダンス♫ (何度くり返してみてもすてきな)
The Lawrence Welk Show: Calcutta `61 dance by Barbara Boylan & Bobby
この映像は、番組ではじめて踊られたときのもののようです。
さがしてみたところ、Werner Mullerで『Tivoli Melody』タイトルのものもありました。
カルカッタとチボリではだいぶちがうような気がするのですけれど。経緯については、もうすこし調べてみたいなぁなんて思ってます(たぶん、あまり深い背景はないような…ですけどね)。
Werner Muller:Tivoli Melody
インストゥルメンタルではないものもみつかりましたぁ。
The Four Preps:Calcutta (1961)
ローレンス・ウェルクのものがヒットした年、ですね。
歌詞もとってもかわいいです :)
I kissed a girl on rainbow (?ちょとここもしかしたらちがうかも)
They're pretty as can be, I also kissed some French girls who came from Paris
The Spanish girls are lovely, Oh Yes indeed they are, But the ladies from Calcutta are sweeter by far
The ladies from Calcutta, Will steal your heart away, And after it is stolen, You'll Say
そこで、さらにさがしてみたところ、動画はなかったのですけれど、日本語ヴァージョンもあったのですね!
『夢のカルカッタ』。発売年などはわからないのですが、スリー・グレイセス。
詞はZUZUさん、安井かずみ名義ではなくみナみカズみで。
歌詞リンク:My Uta Net:夢のカルカッタ
この詞、訳詞というよりは、またまったくことなったもので、これが、また、とてもすてき。
これ、聴いてみたくてしかたありません。
そして、いままで聴いてきているものもあらためて数曲、さらに今回はベンチャーズのヴァージョンなども聴いてみました。
Xavier Cugat:Calcutta
こちらは、まだ50年代なのですかね。正式な録音年がわからないのですけれど。
(作られたのが1958年なのでそのあいだなのかなぁ、とか)
Al Caiola: Calcutta
先日もとりあげたアル・カイオラのヴァージョンもよいです。
The Ventures:Calcutta
ギターを強調ということで、装飾音はひかえめなアレンジ。
Les Baxter:Calcutta
広がり感じるアレンジですね。
[おまけ]
と続けてヴァージョンいろいろでしたが、きょうは、この曲で大好きになったボビー・バーチェス(Bobby Burgess)とバーバラ・ボイラン(Barbara Boylan)、ほかのダンスもいろいろあつめて、再生リストをつくってみました。
本日入手の2012暦、自分の星の挿絵もダンスだったことですし、来年は「万事に余裕綽々」となるとよいなぁと。。。
(投稿:日本 2011年11月14日、ハワイ 11月13日)
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