なんだか好きになった6月も、そろそろ終わりに近づいて、たくさんのミュージシャンがカヴァーしている、ビリー・リード作のこの曲にも、"June night"なヴァージョンがあったのことに気づいたので『It's A Pity To Say Goodnight』。

イントロのギターがなんともドリーミーなLes Paul TrioとThe Andrews Sistersのヴァージョン、はじまりのすべてがすてきですね。おなじみの歌詞の前に、「六月の夜」と歌った節が。

What a shame the night is ending, cross my heart I'm not pretending
You look grand sitting in the moonlight
Oh I'm in love there's no mistaking, can't you see my heart is breaking
Must you go on this lovely June night

この後は、おなじみの歌詞へと

Les Paul Trio with The Andrews Sisters:It's A Pity To Say Goodnight



そして、他にも、サウンドやアレンジとは別の部分でのヴァージョンちがいが。
ドロシー・スクワイアのヴァージョン、

How's about tomorrow night just you and me
I'll be waiting for you darling underneath the apple tree
のところ、"apple tree" ではなく"willow tree"

柳の木、大好きなので、この気づきには、ちょっとにこにこでした。

Dorothy Squires:It's A Pity To Say Goodnight
軽やかで楽しげなアレンジ、ドロシーの歌声もよいですね。



歌詞ちがいなどは別として(先のLes PaulとAndrew Sistersのものは「ちがいヴァージョン」というよりは、ボーナス的要素)、その他、数え切れないほどのヴァージョンあるので、すこしづつ時間をかけて聴いていくことができたらなぁと思います。


Ella Fitzgerald with The Delta Rhythm Boys:
エラ、やっぱりよいですね♪ さよならするのはさみしいけれど、恋する気持ちで幸せに満ちたような。
こちらは歌詞はおなじみのもの。



Jackie Paris:
ジャッキー・パリス、もっといろいろと聴いてみたいです。シンガーであるというだけでなく、タップなどダンスもこなす、というのは、なぜかこの歌声からも伝わってくるのですよね。
ジャズ・シンガー/ジャッキー・パリスの生涯 



Teddy Randazzo:

映画『Hey, Let's Twist』 (1961年)からの映像と思われるこちらのヴァージョンも、"I'll be waiting for you darling underneath the apple tree"がないという歌詞の変化が。でも、映画の演出でもあるかもしれないので、レコーディング・ヴァージョンも聴いてみたいです。




(投稿:日本 2011年6月27日、ハワイ 6月26日)

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