昨日の「オーエスオーエス」からの続きで矢野顕子さんのこと。
矢野顕子さんの曲に親しむようになったきっけは、広く知られヒットとなった『春先小紅』のすこし前ぐらいからではあるのですが、やはりYMOからの流れだったりします。
なので、リアルタイムで聴きはじめたアルバムは、ちょうど徳間ジャパン時代。当時レンタルで…だったので、レコードではもっていないのですけれど、くり返しくり返し、テープで聴いておりました。
アルバム、欲しいものがたくさんなのですが、まずは、このあたりの出会いのころの作品を、あらためて、じっくり、聴きたいなぁと思っています。アルバム作品がとてもたくさんな方なので、徳間の頃のものを。『ごはんができたよ』。
(ほんとは、一挙まとめようと思ったのですが…どれもよすぎて…だめです…曲、数曲ですら、しぼれないw ですので、ぼちぼちと、1枚づつ書いてしまいそう…)
ひとつだけ:
作詞・作曲:矢野顕子
大好きな曲なのに知りませんでした→元はアグネス・チャンのアルバム「美しい日々」(1979年)に提供されたものだったのですね。
東風:
作詞:矢野顕子 作曲:坂本龍一
すばらしい詞。メロディーとのマッチングが、なんともいえません。このヴァージョン、好きなのです。
おまけ:http://youtu.be/AZyqx8IC1ok
ごはんができたよ:
作詞・作曲:矢野顕子
カヴァー、『青い山脈』もよいですよね。
ごはんができたよ:
1980年10月1日(アルバム発売)
共同プロデュース:坂本龍一
参加メンバー:高橋幸宏、細野晴臣、大村憲司、松武秀樹、ひばり児童合唱団ほか
[矢野顕子さん、アッコちゃん]
なんだか、これから待っている生活のテーマソングのような感じで。このところ、ずっと、矢野顕子さんモードなのです。
「おいしい音楽」な暮らしを。まさに「おいしい生活」(コピー借用)とか。ゆっくりと。
山下達郎さんは、「歌詞に最も食べ物が良く出てくる作詞家である」と評したそうですね :D
(コンサートの「出前」というのも食べ物的発想ですよね)
曲のよさはもちろん、ご自身そのものが作品のような方だなぁと、つくづく。いまはふつうに使われている出張コンサートの呼び方ともなっている「出前コンサート」というコンセプトのことや、いろんなこと。それも飄々とというか、いとも自然に、というところが、大きな魅力のひとつですよね。
出前コンサートのことはご自身のサイトにも。
矢野顕子オフィシャルサイト:出前コンサート
「『あのさ、ピアノかついで出前したら?』という糸井重里の提案の、数ヵ月後にはもう水戸の地に立っていた矢野です。ピアノこそかつぎませんでしたが、これが第一回目の出前コンサートでした」
学校の講堂のようなところで聴きたい、というビッグアーティスト。
童謡や民謡のカヴァーも独自のスタイルで取り入れ、児童合唱団とのワークなどもあり、矢野顕子さんの音、メロディー、詞は、あたたかく、同時に、なんとなく切なく。この時期のシンセサイザーでもなんだかアコースティックなのですよね。
すてきな方ですね、とつくづく。
(投稿:日本 2011年6月6日、ハワイ 6月5日)
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