2012年、はじめの満月は1月9日なので、まだ数日先ですが、つい先日より気になりとなったフルムーン・ソング『Full Moon and Empty Arms』 ♫

いまちょっと気になっているアルバム、カテリーナ・ヴァレンテ(Caterina Valente)の『Classics With a Chaser Werner Müller Orchestra』(こちらについては、また、のちにふれると思います)をチェックしていたりして、出会った曲。

Caterina Valente:Full Moon and Empty Arms(1960年)



きょうは、この曲について調べたことや聴いてみたいくつかのヴァージョンなどを。

『Full Moon and Empty Arms』、作詞、編曲は、Buddy KayeとTed Mossman。
(以前にとりあげた「英雄ポロネーズ」ベースの『Till The End Of Time 時の終わりまで』(1945年作)のコンビ)

ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番(Piano Concerto No. 2)をもとにした1945年の作品。同年に、フランク・シナトラによって録音されポピュラーになったというクラシック曲アダプテーションのポピュラーミュージック。

Frank Sinatra:Full Moon and Empty Arms



このヴァージョンを聴いたら、あぁ、そういえば前にも聴いたことあるという感じだったです。

邦題は『寂しい私』、「満月の夜、会いたいひとはそばにいない。次の満月の夜はともにすごせるよう、月にお願い」という、美しいメロディーにのせた、ロマンチックでセンチメンタルな詞も印象的なすてき曲。

Full moon and empty arms
The moon is there for us to share, but where are you?
A night like this could weave a memory
And every kiss could start a dream for two

Full moon and empty arms
Tonight I'll use the magic moon to wish upon
And next full moon, if my one wish comes true
My empty arms will be filled with you

The Norman Luboff Choir:Full Moon and Empty Arms



と、こちらのコーラス・ヴァージョンもとてもすてきなのですが。

この曲、ジャズ・アレンジのインスト、とてもよいものが多いですね。歌のヴァージョンとは、またちょっとちがった感じで。これをきっかけに、さらに聴いてみたいなぁ、という気になりアーティストも、また増えました :)

Erroll Garner:Full Moon And Empty Arms
このレコーディングのヴァージョンがそのものなのかはちょっとわからないのですが、エロル・ルイ・ガーナーの同曲初録音は1946年。



Freddie Hubbard:Full Moon And Empty Arms(1962年)
フレディ・ハバード、かっこいいですね。。



Carmell Jones:Full Moon And Empty Arms(1961年)



ほかにもたくさんすてきなヴァージョンあり。
ということで再生リストをつくってみました。



(投稿:日本 2012年1月4日、ハワイ 1月3日)

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