先日は、桑名晴子さんの『MILLION STARS』でマッキー・フェアリーのことに触れたりしたのですけれど、彼の死からもかなり経ち、そのもっと前ながら、同じように、悼まれるのは、Billy Kaui(ビリー・カウイ)も。
ビリーは、もっともっと若い28歳で没。1977年と、ずっと前ですけれど、亡くなった原因も同じような、問題で。
ラジオでは、数十年たったいまでも、『It Doesn't Matter Anyhow』は、毎日のように聴かれ(ハワイアン・ミュージック・ステーションは、いつもエヴァーグリーンな名曲、同じ曲がかかるというのもあるのですけれどね…。この曲、やっぱり何度聴いてもよいですけど、動画とかにふしぎとなく)。
オリジナルのJose Felicianoのものはありなのですけれど、わたしにとっては、やっぱりビリー・カウイのヴァージョンが、雰囲気だったりします。歌声やその感情も。
BABADUもカヴァーしているこの曲、『Words to a Song』も、つくづくよいです。
BABADU BABADU!
Billy Kaui:Words to a Song
その歌声は、やさしく、メローでせつなく。つくり出す曲も。
また、そのひとたち自身も、ほんとうに、そんな感じですね。
マッキーもですけれど、なんで、みんな、そうかなぁ、と。
こういうハワイの状況は、なんとなく、いつになっても思いや考えがまとまりませんけれど。
このひとが、ふつうに、ずっと生きていたら、どんなすてきな歌を送り出してくれていたのだろうと。
最近のニュースもあったりして、ジャンルはちがうけど、マッキー・フェアリーやビリー・カウイのことなど考えます。
なんだか、耳にするたびに、ラブソングとしてのすてきさと同時に、そんなことをいろいろと、ハワイのもついろんな問題や。
カントリー・コンフォート時代とは、また別の表情をみせる、このソロ・アルバム1枚だけで。リリースしてすぐの3ヶ月後。
その才能をとてもおしみつつ、でも、やっぱり、そういう運命だったのでしょうか、とかも思ったり。
こちらでは、数曲、すこしづつ、聴くことができますね。
Billy Kaui (Aloha Got Soul mix):
"Empty"~"Asking For a Night"~"Words to a Song"~"Mr. Reggae"~"Sunny"
ここにはない収録曲、『Marie』も、とてもとてもすてきなのですけれど。
思うのは、ほんと、これ…
(投稿:日本 2011年8月3日、ハワイ 8月2日)
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