先日、加山雄三さんの楽曲をサーチしていて、なんだか、とっても気になるタイトル『スペース・マーメイド』という曲をみつけたので、聴いてみました。
イントロのキラキラ音、スペーシーなサウンド(シンセドラムは思いのほかシンプル)、これは、すてきにちがいないという予感につづき、流れきた詞がまたとても好きな感じのものでした。
加山雄三:スペース・マーメイド
PVとしてつくられたものなのでしょうか、光進丸との映像。
背伸びをすればアンドロメダに手が届くほど星が低いよ♪
冷たい砂に寝転ぶ君は、月が描いたかわいい妖精
椰子影の夜、斜めに流星、夏の星座を数えよう
波が光るよ蛍火に似て、ほら青白くあれは夜光虫
いつか船からみたことがある、光る魚の泳ぐ絵模様
引き潮の夜、月に引かれて心もすこし軽くなる
スペースマーメイド
星の粉でもふりまいたのか
…
時の流れを忘れて眠れ~♪
スペースマーメイド、スペースマーメイド、スペースマーメイド☆。・:*:・゚
(「泳ぐ」の歌いまわしは、加山雄三さんらしく、ほよぐ、という感じで)
「月に引かれて」も「月に惹かれて」のようでもあり、アンドロメダ、夜光虫、ドリーミー・サイエンスな夏の夜の世界。(脱線:流星、最近、観測できてません)
作詞はどなかたなのかと思い、調べてみたところ、松本隆さん。
何となく、1980年代作品なのかなとも思ったのですが、収録は、1978年のアルバム『加山雄三通り』。
このアルバム、加山雄三さんの自叙伝をイメージに作り上げたものだそうで、松本隆さん詞、弾厚作さん(加山雄三)曲、瀬尾一三アレンジというものなのですね。
アルバムに収録されているほかの曲も、探してみました。
加山雄三:加山雄三通り
カヌーにトロッコ、野球場 鉛筆サックのロケット遊び
茅ヶ崎駅から俺んち経由 海にぬける道
「茅ヶ崎駅南口から、かつて父:上原謙の私邸(つまり加山雄三の実家)があった場所を経て国道134号に通ずる神奈川県道310号茅ヶ崎停車場茅ヶ崎線は、「上原謙通り」と名付けられ、後に「(加山)雄三通り」と改称されている」な映像とともに(現在の)。
加山雄三:光進丸
出航前を思わせるサウンドからはじまる海の旅への誘い、セール・オン光進丸よ♪
こちらは、シングル・リリースも。
『加山雄三通り』自叙伝的とあるので、光進丸関連エピソード。
-光進丸に初めて乗った女性は船上で編み物を
一貫して船には女性を乗せない姿勢を貫いていたが(船酔いし厄介なため)、初めて乗せた女性が全く船酔いせず悠々と編み物をしているその姿を見て一目惚れしてしまう、それが後に結婚する事となる松本めぐみであった。
(光進丸はふだんは安良里に停泊してるんですね。さきの映像の風景がその辺りっぽいなぁとは)
ほかにもおなじみのものからそうでないものまでいろいろありますね
Wikipedia:加山雄三:逸話
加山雄三通り:収録曲
Amazonで試聴してみました『When I Was 20’s(拝啓 田沼雄一殿)』いいですね!
1. 光進丸
2. スペース・マーメイド
3. インカの財宝 試聴する
4. 七里ガ浜(インストゥルメンタル)
5. フィジーにおいで
6. 加山雄三通り 試聴する
7. When I Was 20’s(拝啓 田沼雄一殿)
8. 友よ,また逢おう
9. 湘南ひき潮
10. 君にありがとう
(投稿:日本 2011年5月5日、ハワイ 5月4日)
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