わたしが、日本のベストドラマTOP10を選ぶとしたら、絶対その中のひとつに選ぶのは、TBS金曜ドラマ『岸辺のアルバム』(1977年6月24日~9月30日放送)。脚本は山田太一先生。
そして、わたしが、ドラマOPソングとしては、多分ナンバー1に選ぶのは、ジャニス・イアンの『Will You Dance』。わたしが、ジャニス・イアンを知ったのは、このドラマだったかな。
一見平和な家庭が舞台となり、家族ひとりひとりの日常の生活の秘密とバランスが、ふとしたことで崩れてしまうというお話でした。初めて視たときはわからなかったけど、再放送などで何度か視て、このドラマの深みを知りました。
当時の自分が何歳ぐらいだったのだろうと思い出すと、だいたい何年の作品かがわかります。昭和40年代のドラマの舞台は、商いを営む下町のファミリーなどが題材となっているものが多かったと思うのですが、この『岸辺のアルバム』は、それまでのドラマとちょっと違います。昭和50年代だからなのでしょうか。
ロケ地は小田急線の和泉多摩川らしいのですが、多摩川の水害と家庭の状況、家族のつながりを残してきた写真アルバムなど、象徴的でかつリアルです。
どうしても、気になるのが、息子、繁(国広富之さん)の部屋に張ってあったポスター。洋楽ロックグループのポスターがはってあったのを記憶していますが、誰だったか思い出せません。
このドラマ、また視なくてはいけません。
(投稿:ハワイ 2009年5月30日、日本 5月31日)
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