先日、『パリの恋人 Funny Face』を観たこともあり、楽しいミュージカルをさらに観賞で、同じくスタンリー・ドーネンの監督作品である『雨に唄えば Singin' in the Rain』をひさしぶりに観まてみました。

よく、映画の中の歌はいまも聴いたりしているのですけど、名作映画であり、また名曲をもフューチャーしているこの作品、あらためていろんな要素も気になるなんど観ても楽しさをあたえてくれます。



監督:ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
音楽:ナシオ・ハーブ・ブラウン、アーサー・フリード、ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
出演:ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズ、ジーン・ヘイゲン、ミラード・ミッチェル、リタ・モレノ、ダグラス・フォーリー、マッジ・ブレイク、シド・チャリシー

1952年の作品ですが、舞台はちょうどサイレント映画からトーキーにかわるタイミングの1920年代の終わりであることも、いままたその興味としては、こまかいいろいろも気になったりするところがあり。

そして、ようやくきちんと知ったのは、この映画での音楽、歌の数々はすべてナシオ・ハーブ・ブラウン(Nacio Herb Brown)作曲、アーサー・フリード(Arthur Freed)作詞の作品だということ。歌の数々は、ずいぶんと前に、この映画ではじめて知って、あとから、もっと古いミュージカルからの曲だったんだぁ、というのを知ったというパターンだったのですけど、そのときはあまり作家であるとか、またオリジナル作品が何であったのかとかまではおうことなく、だったのでした。

おなじみではありますが、あのシーン、あの曲という、映画史上にもなくてはならないものですよね。

Singin' in the Rain:



ジーン・ケリーと、このシーン、映画も歌でも『雨に唄えば』は、きってもきれないというような、これといったら、これ、な感じですけれど、当初のキャストはちがかったそうですね。そして、このシーン撮影のときには高熱であったにもかかわらずであったなど、撮影エピソードやキャスティング話など、いまあらためて知ることも多いです。もともとは…という曲情報、背景もあり
Wikipedia(英語):Singin' in the Rain

Good Morning:



もともとは、得意はダンスではなく体操であったというデビー・レイノルズ。撮影はじめのころはかなりの苦労もあったようですね。動きはべつとしても、ダンスの雰囲気がでないとか、そんないろいろもあったようです。スタジオで泣いていたデビーをみかけたフレッド・アステアがダンスのそこで、トレーニングを。

Make 'Em Laugh:



明るく楽しく愉快なこのシーン。ドナルド・オコナーは、これで入院してしまったのだそうですね。。。

ほかにも楽しい曲やすてきな曲がたくさん。

Beautiful girl:



こちらは、映画『ブロードウェイ・メロディー』などがモンタージュとなったイメージなのですね。

再生リストつくってみました。



と、この作品の時代背景などからの流れで、もともと興味はもっていた時期、サイレントからトーキーがまたふたたび、さらに気になり出し、世界初の全編トーキーによるミュージカル作品ともいわれる『ブロードウェイ・メロディー The Broadway Melody』も観たくなってきてしまいました(これ以前にもすでにトーキーのプロダクションははじまっていましたが全編というのが、ということですね)。





(投稿:日本 2012年3月22日、ハワイ 3月21日)

にほんブログ村 音楽ブログへ




0 コメント