このところ、アール・ボスティック(Earl Bostic)、ずっと気になっています。
きっかけは、大好きな曲のそうとう好みのアレンジ。
EARL BOSTIC:SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE CHA CHA
EARL BOSTIC:LIBESTRAUM
この2曲、『Softly As In A Morning Sunrise Cha Cha (朝日のごとくさわやかに)』とリストの『Liebestraum(愛の夢)』(それにしてもこの曲は新しい関心へのよい出会いをもたらしてくれる曲)から。
そして、ほかの曲も聴いてみたくなっていろいろと。これがまたすばらしいもの多く。
おそらく、ご本人の名前をもじったのであろう、こちら『Mambostic』や
EARL BOSTIC:MAMBOSTIC
まとめて聴いてみたかったので再生リストもつくって。。そういえば、以前にも、『September Song』など聴いているなぁなどと気づいたり。
Earl Bostic リスト:
とにかくすてきなアレンジがおおいですね。艶があってスウィンギーなサウンド。
オリジナルのヒット・ナンバーである『Sleep』や『Flamingo』もあり。
そして、もちろん、いろいろと検索です。
英語版のWikipediaではなかなかくわしい情報がみつかり
Wikipedia:Earl Bostic
略歴などは把握。名サックス・プレイヤーであり、ジャズ、リズム・アンド・ブルース(R&B)と、1940年代から1950年代にを中心に活躍したこと。アーティ・ショウ、ポール・ホワイトマン、ルイ・プリマなどのアレンジを手がけたり、作曲も。
作曲では、ジーン・クルーパがアニタ・オデイをむかえた『Let Me Off Uptown』などのヒット曲もあるのですね。
(そもそも、ジーン・クルーパからの関連でたどりついたのですが)
Gene Krupa:Let me off uptown
でも、英語のややくわしめのものを読んでも、なんとなくその解説がじぶんのもつ印象にはものたりなく、さらには、日本語では、あまりじゅうぶんな情報がないのですよね。というか、あっても、どうも、それだけではないのじゃないかと。。
ジョン・コルトレーンに影響をあたえたということ、R&Bにおいてとても重要な人物であるということは、たしかに、このいわゆる黒い音というあたりからもうかがえます。
とても多様多彩で、もっと語られるべきことがあるような。
その技量はすばらしく、チャーリー・パーカーと比較されたりするほどであり、ビバップ的なものもあったりするのですけれど、ご本人は、心ゆさぶるような音ということにずっと関心および追及だったのではないか、などと思ったりしているのです(実際、つよく支持されていたのは黒人コミュニティを中心にだったようで)。
と、もっと知りたいのだけれど、じょじょに聴いていくにしても。。とかすこし歯がゆい状態だったりするのですけれど、ふとしたサーチで、もしかすると、これは、感覚的になっとくのいくようなものだったりするのではないかとおもわれる文章があるという気配を察知いたしました。
今年の2月10日に発売されたものだそうですが、片岡義男さんと小西康陽さん共著の『僕らのヒットパレード』に、「アール・ボスティックを聴きなおす」という文章があるのですね。おそらく、小西さんというより片岡義男さんの趣味かと思うのですけれど。
(この本、じつにおもしろそうです。もう、いろいろと日頃の頭の中のことが)
ちょっと、こちらの「アール・ボスティックを聴きなおす」、「聴きなおす」というより「聴きはじめる」で、ここからスタートという感じですけれど、このあたりから、その世界にはいってみたいなぁと思っています。
(投稿:日本 2012年3月6日、ハワイ 3月5日)
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